みなさんこんにちは。M’s shineです。本日はちょびっと算数喫茶にご来店いただきありがとうございます。
本日は、植木算について授業してみたいと思います。
受験生のお子様を持つ保護者の皆様、そしてSPI対策で四苦八苦している就活生がこのブログを読むことで、以下のことが分かります。
- 植木算の基本
- 植木算を解くとき、どこに注目すべきか
それでは、よろしくお願いいたします。
植木算ってどんな問題?
問題集などでは、植木算は「文章題」としてのっているものが多いと思います。どんな文章題かは、見たほうが早いので…こんなやつです。
ある道に、はしからはしまで5mごとに木が植えられています。全部で25本の気が植えられているとき、この道は何mですか。
この問題、どのように解くでしょうか。
分かる人は、すぐに、
5×(25−1)=100(m)
と解くでしょう。
さて、この式のどこに本質があるのでしょうか。
植木算の主役は何?
結論から申し上げますと、植木算の主役は「間の数」です。
今回の問題の場合、道の長さは木の本数ではなく、木と木の「間の数」で決まっています。
つまり、25-1の部分に一番意味があるのです。
だからこそ、植木算はまずはじめに「間の数を求める」ということが鉄則です。
このことをふまえて、次の問題にいってみましょう。
1周50mの池のまわりに5m間隔で気を植えます。このとき、木は全部で何本植えますか。
この問題は、どのように解きますでしょうか。
まずは間の数を求めます。
50÷5=10
ですね。
さて、今回は池です。池って、どんな形かは分かりませんが、ぐるっと1周していますよね。
このような場合は、間の数と木の本数が同じになります。
よって、植えた木の本数は10本となります。
ここで大事なことは、50÷5=10というのは、あくまで「間の数」を求めているということです。
今回の問題では間の数と木の本数が同じなので、答えはそのままで大丈夫。ということです。
このワンクッションを忘れないようにしてください。この部分を大事にしたかということが、今後の応用力につながります。
最後にこの問題をいってみましょう。
100mの道の両はしにビルが建っています。この間に、4mおきに木を植えてきます。全部で何本の木を植えますか。
結構現実離れした設定ですが…問題文に文句を言っても仕方ないので、解説していきましょう。
まずは間の数を求めます。
100÷4=25
ですね。
さて、今回は両端にビルが建っているので、ここに木を植えることはできません。
よって、両端がないので、植える木の本数は、25-1=24(本)です。
最後に
いかがでしたか?
本当に基本的な問題のみの解説ですが、このような問題であってもきちんと本質をつかんでいくことが今後の勉強に役立ちます。
ぜひ今後も本質をついた解説をしていきたいとおもいますので、今後ともよろしくお願いいたします。
本日は算数喫茶にご来店いただきありがとうございました。
またのご来店、心よりお待ちしております。
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